4代目ハイエース、100系ハイエースの魅力
長いハイエースの歴史の中でも人気があった4代目ハイエース、100系ハイエースです。
発売は1989年、平成元年です。発売から20年以上経つロングセラーモデルでも有ります、発売期間も長く平成元年から平成16年まで発売されました。
1車種でフルモデルチェンジなしでこれほど長く発売されている車は珍しいのではないでしょうか?それ程販売台数も多く人気があったと言えます。
100系ハイエースは、バンタンプとワゴンタイプがありどちらも人気が有りましたね!特に100系ハイエースバンスーパーGLやハイエースワゴンスパーカスタムリミテッドは1ボックスカー人気の立役者になった車種です。
今までの商業バンのイメージを一変させた豪華な装備のハイエースワゴンスパーカスタムリミテッドは、乗用ワゴンを軽んしてきました。今のミニバン人気もハイエースの功績が多きのではないでしょうか?
また、ハイエースバンではスーパーロングなど商業者としての実力もあり、広々とした室内空間は用途を広げました。
100系ハイエースは今でも活躍していますが、製造中止から10年以上経つことからも国内での需要は少なくなっています。逆に海外(東南アジアやアフリカ)ではハイエースの需要が高く高値売買されることから中古車の100系ハイエースの販売先は海外になっています。海外向けの中古車販売、仲介している業者なら100系ハイエースの査定価格も期待出来ますよ!
100系ハイエースの中古車需要は
100系ハイエースは最終の発売から10年以上たち中古車としての価値はないと言っても過言ではないのでしょうか?普通の車種なら・・・
しかし、10年落ちの100系ハイエースは中古車市場で、まだ需要があるケースもあります。確かに需要はほとんどありませんが、一部では、100系ハイエースを探している業者もあります。特に100系ハイエースの中でもワゴンタイプよりもバンタイプは需要が高く買取可能になることも少なくありません。
しかしながら10年以上たつ中古車の価値は少なく、中古車買取価格は期待できるものではなく売却したとしても高く売ることは難しいと言えます。ハイエースの人気は、今では200系ハイエースで100系ハイエースの姿はほとんど見ることが無くなってきています。
また、300系ハイエースの発売が噂されることで、200系ハイエースの中古車価格の下落も予想され100系ハイエースの中古車の需要はなくなりつつあります。
よく海外市場でハイエースは売れると言われていますが、海外で人気があるとしても海外への輸出料などもある為、海外中古車としての買取の場合でも日本市場の中古車買取査定とほとんど変わらないのが現実です。
100系ハイエースは、年式のわりには需要があるというだけで、高く売ることが出来ると勘違いは禁物だと思います。